そこのお前!うやむや一曲に含まれるボカロ成分はうやむや一曲分だぜ!【うやむやMV考察(?)】

あのさぁ!?!!?!?!?!?(ぶちギレ)

 

 

youtu.be

 

いや噂には聞いておりました、うやむや。古のボカロオタクがバッサバッサなぎ倒されていくTLを見て、未だ届かぬ通常盤に思いを馳せておりましたとも。

 

 

 

でも!!!!!!こんなアニメーションMVをYouTubeに上げるとか聞いてない!!!!!!on eSTの余韻に浸っている間を与えず、こうも爆弾を落としていって情緒を焼き討ちにするSixTONES………………なんなんだ………………好きだ………………

 

 

そしてシンプル曲が良かった…………歌詞のテンポ?語感というか、そういうのがめっちゃボカロ。人間に歌わすことを前提としない、ボカロ全盛期のハチさん(米津玄師さんではなく)やトーマさんといったボカロPの楽曲を彷彿とさせます。

 

メロディは2015年以降の傾向に近いかなぁ。正直に言うと、真っ先に思い浮かんだのはYOASOBIでした。以前、まだうやむやの作詞作曲が発表されていない頃、「YOASOBIの提供なのではないか」という憶測が出回っていましたが、個人的には雰囲気が微妙に違うかな、とか思ってました。結果的に言えばYOASOBIではなかったわけですが、改めて聴いてみると、自分が思っていたより近かったです。すんませんでした……………

 

ちゃんと聴いた感想としては、このテンポでこのピアノの目立ち具合はayaseさんの専売特許だよなぁという。いやayaseさんが作ったわけではないんですが。咄嗟に思いついた曲調が近い他のPにR sound designさんとぬゆりさんがいますが、R sound designさんにしてはテンポが速く、ぬゆりさんにしてはピアノが強いなという印象。遡ればwowakaさんなどもそれなりにピアノが鳴ってる曲が多いPですが、メインはやっぱりバンドサウンドな気がします。結局ayaseさんのそれが一番近いんじゃないでしょうか。でもやっぱ若干違うとも思いますけどね……………Bメロが一番雰囲気の違いが顕著な気がします、聞き比べてみても面白いかも。

 

そしてMV!!!これまた凝ってる………………イラストを担当してくださったdaisukerichardさんはスト担さんだそうで………………納得の凝り具合。

机上にあちこちに見当たるJungleの動物たちに、SixTONES関連の小物が散りばめられた額縁など、知ってる人はニコニコしてしまう仕掛けがいっぱい。

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額縁から見ていきますと、まず左下と右上の角にはSixTONESの頭文字のSが、左上と右下には3rdシングル「NEW ERA」を象徴する臙脂の旗が装飾されています。Sのすぐ横には2ndシングル「NAVIGATOR」を象徴するNAVIGATORポーズの手が。左右にはデビューシングル「Imitation rain」を象徴する雨粒が配置されていて、上下にはJr最後のツアーである「Rough ××××××」の×が飾ってあります。そして隙間を縫うように配置されているのがSixTONESを表す際によく用いられる宝石。う~ん情報量がすげえ!

 

また、サビのところでは赤い花びらが舞っていますが、これは「JAPONICA STYLE」の象徴かなぁと。

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で、ここからちょっとした考察をば。根拠も薄ければ大した筋道が立ってるわけじゃあないんですが………………

 

MVに出てくる女の子が誰なんだろうという疑問です。

 

結論から言いますと、「YouTubeの擬人化」なんじゃないかと思ってます。

(これだけ聞くと突飛すぎて笑いたくなるかもしれませんが…………)

そう思った切っ掛けが、女の子のワンピースについてるタグ。

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首の後ろのところにYouTubeのマークのようなものがあるのが分かります。

 

 

また、先ほどの画像にもそう思う理由がありまして。

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こんな感じに額縁と女の子をなぞると、なんだかYouTubeのアイコンに見えてくるような………………(女の子がめっちゃこじつけなのは目を瞑ってもらえると助かります………)

 

で、このように考えたうえでもう一度上の画像を見てみます。赤い花びらのほかにも、額縁についていた様々な飾り(=SixTONESの象徴たち)が飛び散っているのが分かります。それもこちら側に向けて。

 

つまり、これのMVは「YouTubeを通じてSixTONESが発信されていく」ことを表しているんじゃないでしょうか。

 

 

 

これを前提としてMVを読みほどいていきます。

 

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冒頭の~0:10までのジェシーのパートは、佇んでいる女の子と、それを瞬きしながら見つめる誰かの存在が分かります。瞬きするごとに背景の色が変わるのに意味はあるのだろうか………………

 

0:10~0:20までのイントロでは満月と、Jungleモチーフの動物が散りばめられた机とパソコンが。ここで題名も出てきます。

 

 

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次いで0:27まで。Aメロの前半です。

ところどころデジタルなノイズが画面に入り、片目を手で隠した赤髪の男の子が登場します。「田中か……?」と疑いたくなる気持ちは一旦置いておいて次へ。

 

 

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0:28~0:35までのAメロ後半では、イントロで登場したデスクトップが。

で、先ほどのノイズが消えた代わりに、ここで冒頭と同じ”瞬き”が入ります。デスクトップにうっすらと映る影は、先ほどの男の子。つまり、瞬きの主は赤髪の男の子だと考えられます。

 

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続くBメロ前半はAメロ前半と同様、ノイズの入った画面に赤髪の男の子が。

このノイズの入った画面ですが、これは女の子の視点ではないかと思います。YouTubeの擬人化である女の子は、パソコン越しでしか男の子を観ることができない。パソコン越しに見つめているため、画面にノイズが入っているのではないでしょうか。

 

因みに映像に出てくる歌詞にも視点の違いが表れていまして、ノイズの入った画面=女の子の視点ではネオンピンクで文字の縁が光っていて、瞬きのあるクリアな視界=男の子の視点では短冊のような四角の中に白地の文字が入っています。初見じゃこれ絶対気づけないでしょ…………

文字でいうともう一つ、この後に登場する額縁のシーンだけ、中が塗りつぶされたカラフルな文字が登場します。あれは何なんだろう…………どちらの視点でもないのかな…………暫定的に視点なしとしておきます。

 

 

閑話休題

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Bメロ後半ではいよいよあの額縁が登場します。ただ、ここで写っているのがピアノを弾く手、本を開く手など、イマイチ何を示唆しているのか分からなくて…………心当たりがあったら教えてください……………

ここのシーン、額縁が移り変わっていくときに瞬きを挟むので男の子の視点なんだと思うんですが、最後の「俺らの説明」のところだけ画面にノイズが入り、文字がネオンピンクになります。最後だけ女の子の視点になる………………?どういうことだってばよ………………

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次がサビなんですが、ぶっちゃけそんなに考察するポイントが無い気がします。男の子の視点でも女の子の視点でもないし…………そういうもの、って受け止め方をしていいパートかな。なので丸ごとすっ飛ばします。

 

 

で、間奏。わりと長いのに歌詞が無いので説明が難しい………

前半が瞬きのある視界(=男の子視界)に、沢山の額縁と、そのあとに机の上が写ります。沢山の額縁はストチューブのことかなぁ。

で、ノイズの走った画面(=女の子視点)越しの男の子が写り、最後に瞬きもノイズもない視界で女の子が写ります。瞬きもノイズも無い視界にも主がいるのかなぁ…………分からなくなってきました…………

 

 

 

次に入りますと、新しい画角が。

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男の子を左側から見た画面です。ノイズが走っていて文字がネオンピンクなので、女の子の視点と見当をつけてみます。

 

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この部屋の家具の配置を見てみると、向かって右側にテレビがあります。あのテレビから女の子が男の子を見ていたと考えると辻褄が合うと思います。

いやぁ、女の子がいよいよ電脳少女じみてきて興奮しますね…………エネちゃんかな…………部屋の感じといい、ロスタイムメモリーを思い出す………………

 

 

話を戻しまして。

一旦正面からの女の子視点に戻った後、また額縁のシーンに入ります。

ここの田中のラップ、すごい好きなんですよね…………ボカロっぽさの中に差し込まれた”SixTONESらしさ”をこのパートが担っている気がして……………

それは置いておきまして、額縁のシーン(視点なし)だったラップパートから、最後の慎ちゃんのパートでは瞬きのある男の子の視点になります。

 

次のジェシーのパートでも瞬きが。男の子の視点で、額縁の中の女の子を見つめています。

この後の視点の移り変わりが激しくて、「不朽の名作~どうでもいいの」は女の子の視点で、「千を語るよりも I must go 脱走」は男の子、「うやむやで」は視点なし。

 

ここの「うやむやで」、映像が本→ピアノ→女の子というように変わっていくんですが、このPVに登場する本とピアノが何なのか全っ然分からない………!!!何度か登場するし、重要なファクターな気がするんですが……………わっからん……………気になって夜しか寝れないのでお心当たりある方はご一報を………お願いします…………どうか…………

 

で、ラスサビ。ずっと額縁のシーンですね。

特筆すべきことは特に無いかと。

しいて言うなら女の子のポーズにパターンが増えたことかな…………

 

アウトロは瞬きと共にPVに出てきた素材が次々登場して、終わり。

最後がちょっと不穏だけど…………そんな感じです。

 

 

ぬるっと考察を始めてしまったので終わり方が分からんがな………………

 

最後におまけでも…………部屋に関するお話なんですけども。

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まずこの女の子視点で見た時の正面図です。

椅子の後ろにある、ダイヤモンドと三角形を合わせたような図がありますよね。個人的にはあれもSixTONESYouTubeの暗喩なのかなぁと思ってます。というかこの部屋、異様なほど三角が多いんですよ!!!

左手にかかっているパーカーもそうだし、

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男の子が着ているパーカーのワッペンや袖口にもあります。あと十字も結構多いけど、これは皆目見当がつかなかったのでスルーで。

 

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あと、このデスクトップの下とかマウスとかにも。

こういった、三角である必要が無さそうなところに沢山三角が散りばめられているのも、女の子=YouTubeの擬人化なんていう突飛な発想に至った理由の一つだったりする、というお話でした。

 

最後にもう一つだけ。

男の子についてです。

男の子については結論が出しきれなかったのでちゃんと書かなかったんですが、二通りの可能性があると思います。

1にスト担、2にSixTONESという可能性です。

個人的には前者のほうが有力かな、と思っています。

普通にストチューブを見るのはスト担、っていう至極当然な理由が一つと、

Twitterで話題になっていた「男の子のように片目を閉じると文字が3Dになる!」というやつですが、これをすることで我々は男の子と同じポーズを取る。つまりMVの男の子と同化する、とも捉えられる、っていうのが二つです。

こういう仕掛けが大好きなので、できれば公式の意図したものであってほしいな……!!という願望なんですが(笑)

 

ただ、それだと辻褄が合わない部分もありまして。

それが額縁のシーンです。

あのシーンで、ちょくちょく男の子自身が額縁の中に収められるんですよね…………キーボードを触る手とか……………額縁をストチューブ、男の子をスト担だとすると、スト担がストチューブに出てることになっちゃうわけです。それはおかしいよなぁという………………

 

という感じで袋小路になってしまったので、男の子に関しては一旦保留にすることにしました。若干気持ち悪いけど…………もしかしたらteam SixTONESの概念かもしれないなって今思いました。違うかもしれん。分からん(思考放棄) 

 

そんな感じでおしまいです。衝撃と衝動のままに、大した準備も推敲もなく書き殴ってしまったので、お見苦しい点など多かったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。解釈の手助けにでもなれば幸いです。